1. Home
  2. ナレッジ
  3. 業種別レポート
  4. ファーマ 2020:ビジョン 岐路に立つ医薬品業界

ファーマ 2020:ビジョン 岐路に立つ医薬品業界

ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、ロシア、トルコの7カ国から成るE7諸国の医薬品市場は2020年には1兆3千億米ドルと現在の2倍以上にまで成長し、全世界の医薬品売上額の約5分の1に達すると予想されます。また発展途上国・地域における慢性疾患の罹患率は徐々に先進国と似た様 相を呈していくでしょう。

「ファーマ2020:ビジョン岐路に立つ医薬品業界」は、現在の医薬品業界のビジネスモデルが、経済的な視点からは持続不可能であり、また日常業務の観点からはグローバル市場で必要とされている画期的な治療法を提供するための行動を迅速に実行できていないと指摘しています。将来の成長機会を最大限に活用するためには医薬品業界は仕事の進め方を根本的に変える必要があります。

PwCは、今後の医薬品業界において、以下のような変化が起こるものと予想しています。

  • ヘルスケアの中心は治療から予防に移行します
  • 製薬企業はヘルスケアの包括的なパッケージソリューションを提供するようになります
  • 規制当局や医療サービス提供者の協力を得て、現在のフェーズ単位の研究開発プロセスは、実際の治療環境下での試験研究、上市後の追加検討を前提とした承認などにとって変わられます
  • ブロックバスター(大型品)に依存する従来型の営業モデルは衰退します
  • サプライチェーンはヘルスケアの包括的なパッケージソリューションの重要な構成要素となり、新規チャネルへのアクセスを可能とすることで収益を生み出す機能へと変化します
  • 販売チャネルが患者に対してより直接的なものに変化することで卸の役割が減じることになります