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行動規範

行動に我々の価値を付加する

我々の価値
― エクセレンス、チームワーク、リーダーシップ

エクセレンスを達成する
合意した内容を、期待以上の付加価値と共に届ける。
卓越的であるために必要なのは、革新、訓練、敏捷性。
チームワークを向上する
最良の解決策を生み出すのはファーム内外でのチームワークである。チームワークに必要なのは、連携、尊重、共有。
リーダーシップを発揮する
クライアントおよび業界をリードする。
リーダーシップに必要なのは、勇気、ビジョン、誠実性。

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行動規範

PricewaterhouseCoopers(「PwC」)1は、プロフェッショナル・サービスを提供する世界有数の組織である。我々はプロフェッショナルのアドバイザーとして、クライアントが持つビジネス上の複雑な問題の解決、価値の創造、リスク管理、業績向上等を支援する。

我々は監査人として世界の資本市場において重要な役割を担っており、ビジネス・プロセスの透明性、信頼性、一貫性の改善を支援することを通じて我々の提供するサービスが付加価値を与えていることに誇りを持っている。我々が成功するためには、個人そしてビジネス全体としての成長と発展が不可欠であり、我々のコア・バリューであるエクセレンス、チームワーク、リーダーシップがその達成を支えている。

我々の業務は、PwCの方針や基準とともに職業上の基準、法律および規則の枠内で行われている。しかしながら、全ての行動がこうした基準、法律、規則および方針により網羅されているわけではない。そこで、PwCの全スタッフとファームを対象とした行動規範を策定した。これはPwCの価値観に基づくもので、価値観を実行に移し、PwC Experienceに貢献するという次のステップに繋がるものである。なお、行動規範には、PwCファームが属する各地域の問題について、具体的に補足規定を設けるための枠組みも盛り込まれている。

PwCのスタッフ一人ひとりは、行動規範に含まれる指針のみならず、その根拠となる価値観を熟知・理解することが義務付けられている。ただ、熟知し理解することだけでは十分ではない。この行動規範の文言そしてその精神を遵守し、また他のスタッフが同様に遵守する手助けをすることも義務付けられている。なお、我々は個人として、どんな問題点や懸念事項についても、適切な手続きを経て提起することが奨励されている。

行動規範には誠実性および業務上の行動について広範に網羅されているが、起こり得る全ての状況を網羅しているわけではない。我々が適切な判断を下し、業務上の適切な行動についてのガイダンスを得るには、行動規範を参照するだけでは足りず、業務上の責任者や関係部門からアドバイスやサポートを仰ぐ必要がある。我々の組織の強みは、集団として保有する知識やその知識や経験を共有することにある。

1 PwC(www.pwc.com)は、クライアントやその利害関係者の社会的な信頼を構築し、その価値を増加させるため、各産業にフォーカスした会計監査業務、税務業務やアドバイザリー業務を提供する。151カ国163,000人を超えるスタッフのネットワークが、新しい考え方や実用的なアドバイスを生み出すために、その考え方や経験そしてソリューションを共有する。

“PricewaterhouseCoopers”とは、PricewaterhouseCoopers International Limited のメンバーファームのネットワークのことであり、そのそれぞれは別個の独立した法的組織である。

PricewaterhouseCoopersの名前を支える

  • 我々のクライアントそして我々自身が、プロフェッショナルとしての能力および誠実性-すなわち我々自身の評判を得るための品質-を拠り所としてPwCに信頼を寄せている。我々は、その評判を支える。
  • 我々のサービスの価値を評価し、かつ適法性・誠実性の基準を満たすクライアントに限定して、我々の能力の範囲内でサービスを提供する。
  • 我々またはPwCを代表する者として意見を求められる場では、個人の見解ではなく、我々またはPwCとしての見解を述べる。
  • 有形資産、知的資産、情報資産等PwCまたクライアントに属する全ての資産を業務に利用する場合には、合法的かつ正当な目的にのみ、適切な方法で責任を持って行う。

プロフェッショナルとして

  • 我々の方針および技術的基準、専門家としての基準に従い、プロフェッショナルなサービスを提供する。
  • 我々の提供し得るサービスのみを提供するが、提供を合意したサービスについては、それ以上のものを提供できるように努める。
  • 我々は、積極的に競争を展開するが、法律・倫理上の問題を含まない業務のみを手掛ける。
  • 我々は、契約上の義務を果たすことに努め、提供するサービスについては誠実に報告し、請求を行う。
  • 我々はクライアントやスタッフ、業務上関係のある者について守秘義務およびプライバシーを尊重する。我々は適切な守秘義務とプライバシーを維持するために、適用法や規制、職業上の基準を遵守する。
  • 我々は、利益相反が生じないようにする。利益相反の可能性がある場合で、適切な手続きにより当事者の利益が保護される場合には、その手続きを実施する。
  • 我々は、精神面での独立性を尊重する。我々は、業務に必要な客観性を備えるために策定された法令上および職業上の基準を遵守することにより、クライアントや他の利害関係者からの信頼を守っている。この目標を達成するため、独立性が損なわれないよう、または損なわれているかに見なされないよう努めると同時に、客観性が損なわれる状況、または損なわれているかに見える状況に対処する。
  • 我々は、難しい問題やファームがリスクにさらされる問題に直面した場合には、行動を起こす前に我々やPwC内の適切な担当者に相談する等、技術・管理上の相談が必要とされている規程に従う。
  • 我々は賄賂を求めたり、受け取ったり、提供したり、約束したり、支払ったりすることを絶対に行わない。明確な事前承認が得られていない限り、facilitation payment*の授受を行うこともこの禁止事項に含まれる。

*一部の国や地域においては、サービス提供のスピードアップを促すことを目的に、特定の状況下において、非公式に小額の金銭を支払うことがビジネス慣習として行われることがあり、これをfacilitation paymentと呼ぶ。

尊敬の念を持つ

  • スタッフ、クライアント、その他業務上の関係者を尊重し、尊敬の念をもって、公平で礼儀正しい態度で接する。
  • スタッフの多様性は我々の誇りであり、育成、発展させていくべきファームの競争力を高める強みである。
  • 我々は、差別やハラスメント・報復行為のない職場環境を維持することを約束する。
  • 我々は、業務と私生活のバランスを図るように努める。
    また、自分以外の人が同じようにバランスを図ることができるように協力する。
  • スキルや能力を向上させるための継続的投資は惜しまない。
  • スタッフが安全に業務を行える環境を提供する。

社会の一員としてのファーム

  • 基本的人権を擁護し、人権の侵害に繋がるビジネス活動には参加しない。
  • 我が国および業務を行う国の法律、慣習、伝統の範囲内で社会的に責任ある行動を取り、責任ある態度で地域社会の発展に貢献する。
  • 我々のビジネス活動が環境に及ぼす悪影響を、最低限に抑えることを目指す。
  • 我々は慈善活動、教育活動、地域社会での活動への支援を奨励する。
  • 我々は、汚職や金融犯罪を撲滅する国内外の取組みに対して協力、支援する。

我々の責任

我々の行動規範では、様々な状況でどのように業務を行うかが示されている。添付の「倫理上の意思決定の枠組み」は、問題の解決にあたって行動規範を補完するものである。

PwCのスタッフ一人ひとりは、一貫した態度で的確に行動規範および我々の方針に従った行動を取る責任があると同時に、周囲のスタッフに対してもこのような行動を取るよう協力する責任がある。行動規範に違反する行動があった場合、またはそのような行動があったと推測される場合には、状況の調査そして必要に応じて状況を改善する措置を取る。

我々は、自己の懸念事項を公平、正直、誠実に報告し、提議することが求められている。我々は個人を報復から保護することを約束し、また経営陣は提示された問題に対処する責任がある。

行動規範または我々の方針・手続に違反した場合には、解雇を含む懲戒処分を受ける。違反行為を指揮・承認した者、またはその行為を知りながらも直ちに是正措置を取らなかった者に対しても懲戒処分が行われる。

我々は、PwCグループファーム間での協力の精神および共通のビジネス上の目的の追求を尊重する。他国に関係する案件で行動規範に係る疑問が生じた場合には、常に現地で確立された方針に従う。現地の手続きに従った結果が満足できるものではない場合は、自国で解決策を追求することとなる。その後、関係各国の責任者間において問題の対処にあたる。

倫理上の意思決定の枠組み

行動を決定する際の参考として、以下のステップに従い自分に質問をしてみる。

事実関係、意思決定事項、問題について認識する。自分では間違っていると思う行為を要求されているか。ファーム内の他のエリア、あるいはクライアントにおける違法、または非倫理的な行為の可能性を認識しているか。意志決定を行おうとしているが、その倫理上の行動について確信が持てないのではないか。

よく考えて行動する。問題点を要約し、明確にする。ジレンマを感じている理由を自問する。選択肢と結果を検討する。影響を受ける者について検討する。相談する。

行動を決定する。自己の責任を考える。関連する全ての事実・情報を見直す。関連する我々の方針または職業上の基準を参照する。リスクとその軽減策を考える。最良の行動を考える。相談する。

自己の決定を検証する。「検討すべき倫理上の質問」を見直す。自己の決定に我々の価値観を当てはめる。我々の方針、法律および職業上の基準を検討したかを確認する。相談する-自己の計画する行動について、周囲の者の支持を得る。

自信を持って推進する。決定事項とその合理的根拠を利害関係者に伝達する。学んだことを復習する。自己が学んだことを周囲と共有する。